足が震えてるような感じ~物理学賞・梶田氏
日本時間6日午後6時半すぎ、スウェーデンの首都ストックホルムで、またしても日本人の名前が-。
「2015年のノーベル物理学賞を、梶田隆章氏、アーサー・マクドナルド氏に贈ります」
ノーベル物理学賞に東京大学・宇宙線研究所所長の梶田隆章教授ら2人の受賞が決まった。発表からおよそ2時間後に行われた会見で、梶田教授は次のように話した。
「どうもありがとうございます。ちょっと頭の中が真っ白なので、特にそれ以上のことはないんですけども、申し訳ありません以上です」
「メールしていたら急に携帯がブルブルと震えだしたので、正直言って何だろうと思いました。(着信の)番号が変な番号だったということもあったので、ちょっとびっくりしました」
「電話を受けた後は、やっぱりずっと足が震えているような感じでした。私たちが進めてきたニュートリノ研究というのは、1人でできるようなものではなくて、スーパーカミオカンデですと、100人を超えるチームが、1つの目標に向かって共同で研究をして、研究の結果としてノーベル賞を頂くということですので、カミオカンデの研究グループのメンバーも、recognizeされた(認められた)といいますか、そういうふうに考えたいと思います」
「(Q:梶田教授が感謝をしたい相手はどなたでしょうか?)もちろん、ニュートリノに感謝をしたい」