横浜市のマンション傾き問題で、傾いている棟で行われていた追加の地盤調査が２７日に終わり、これまでに新たな施工不良は確認されていないことがわかった。事業主の三井側は、残りの３棟の調査についても来月３０日までに終える予定。

　問題のマンションの追加の地盤調査は、今月１９日から行われていたが、傾きが確認された西棟の調査が２７日、終わった。横浜市によると、販売元の三井不動産レジデンシャルから、これまでに新たな施工不良は見つかっていないと報告を受けたという。

　また、残りの３棟については、来月３０日までに追加の地盤調査を終える予定だということで、横浜市は三井側に対して新たな施工不良が確認されるなど問題が見つかった場合は、調査終了を待たずに速やかに報告するよう求めている。