冬の味覚「かぶら寿し」漬け込み教室 石川
石川県の冬の味覚「かぶら寿し」の漬け込み方を学ぶ教室が31日、金沢市で開かれた。
かぶら寿しは輪切りにしたカブにブリの切り身を挟みこうじで漬け込んだもので、江戸時代から食べられている石川の冬の味覚。金沢市の老舗漬物店「四十萬谷本舗」がその漬け込み方を教えようと開いた教室には、県内外から主婦ら20人が参加した。
教えるのは「かぶら寿しマイスター」の資格を持つ権野晃さんで、参加者はカブを花びらの形に並べることなど、おいしく出来上がる漬け込み方を教わっていた。
参加者「ことし初めてなので、上手にできたら来年以降、挑戦したい」「自分でしたらどういう味になるのか楽しみ。お正月にみんなで食べたい」
漬けたかぶら寿しは、5日から10日ほどでおいしく仕上がるという。