愛知・大村知事「強い憤り」 データ改ざん
杭(くい)打ち工事のデータ改ざん問題で、横浜のマンションの現場代理人が関わった全国の43件のうち、愛知県と三重県の15件の建物にデータの流用があることが分かった。
愛知県碧南市の独自調査でデータの改ざんが分かった日進小学校。2002年に行われた建築工事で、杭55本のうち7本に別のデータを切り貼りし流用していたという。ひび割れや傾きもないことから碧南市では今後も使用を続ける方針。
また、愛知県飛島村の「ふれあいの郷」でも杭打ちデータが流用されたことが分かった。さらに常滑市にある中部国際空港への連絡線の変電所施設にデータ流用が見つかった。
愛知県・大村知事「大変な大きな衝撃とですね、強い憤りを覚えております」
東海地方では、三重県でもいなべ市の工場でデータ流用が発覚していて、旭化成建材は、愛知と三重の15件の安全性は確認できていないという。