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出水平野のツル飛来、今季初調査で万羽超え

2015年11月7日 12:27
出水平野のツル飛来、今季初調査で万羽超え

 国内最大のツルの越冬地、鹿児島県出水平野で7日朝、今シーズン初めてのツルの羽数調査が行われ、19シーズン連続で1万羽を超える約1万4000羽のツルが確認された。

 7日午前6時から行われたツルの羽数調査には、出水市内2つの中学校のツルクラブメンバー約60人が参加した。参加者たちは望遠鏡を使ってねぐらから飛び立つツルをカウントしていった。調査の結果、ナベヅル1万3816羽など計1万4086羽のツルを確認した。出水平野のツルが1万羽を超えたのは19シーズン連続で、1回目の調査で1万4000羽を超えたのは初めてだという。

 調査した中学生「今回は天候もよく、風も強くはなかったので、ツルの飛び立ちが遅くカウントしやすい状況」

 2回目の羽数調査は今月21日に行われる予定。