日本のたまもの…米長官がリニア実験線試乗
アメリカのフォックス運輸長官が、山梨県都留市のリニア実験線に試乗し、時速500キロの世界を体験した。
アメリカでは、首都ワシントンからボルティモアまで、約60キロの区間にリニア鉄道を整備する構想がある。
日本政府もリニア技術の輸出を目指していて、試乗には石井啓一国土交通相が同行し、7両編成の車両に乗り込んで最高時速505キロを体験した。
フォックス長官「このような試験走行ができているのは、日本の多くの方々の研究のたまもの」
石井国交相「時速500キロを超えても車内が静かで快適だということで、我が国が誇るリニア技術の素晴らしさを、フォックス長官にも体験していただいたのでは」
リニアには既に地元の州知事らも試乗していて、今回の試乗はアメリカ政府への格好のアピールとなった。