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日本のたまもの…米長官がリニア実験線試乗

2015年11月8日 19:36
日本のたまもの…米長官がリニア実験線試乗

 アメリカのフォックス運輸長官が、山梨県都留市のリニア実験線に試乗し、時速500キロの世界を体験した。

 アメリカでは、首都ワシントンからボルティモアまで、約60キロの区間にリニア鉄道を整備する構想がある。

 日本政府もリニア技術の輸出を目指していて、試乗には石井啓一国土交通相が同行し、7両編成の車両に乗り込んで最高時速505キロを体験した。

 フォックス長官「このような試験走行ができているのは、日本の多くの方々の研究のたまもの」

 石井国交相「時速500キロを超えても車内が静かで快適だということで、我が国が誇るリニア技術の素晴らしさを、フォックス長官にも体験していただいたのでは」

 リニアには既に地元の州知事らも試乗していて、今回の試乗はアメリカ政府への格好のアピールとなった。