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「レセプト債」227億円集め…破綻

2015年11月9日 13:53
「レセプト債」227億円集め…破綻

 医療機関の診療報酬請求権を基に「レセプト債」と呼ばれる債権を発行していた会社などが、投資家から227億円を集めたまま破綻していたことが分かった。

 破産手続きを申し立てたのは、都内の資産運用会社「オプティファクター」と関連する3つのファンド。オプティ社などは医療機関から診療報酬の請求権を買い取り、これを基に「レセプト債」という債権を発行していた。「レセプト債」は証券会社を通じて個人投資家らに販売されていたが、集めた資金227億円が償還されないままになっているという。

 オプティ社側は、前社長の死亡後に会社の資産が債権の発行額よりも少ないことが判明したと説明している。一方、証券取引等監視委員会は、運用に不審な点があることからオプティ社や証券会社に対する調査を始めている。

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