「ジョイフル」元店長 過重労働で損賠提訴
大分市に本社のあるファミリーレストランチェーン「ジョイフル」の元店長が、過重労働により心臓に障害が残ったとして、ジョイフルを相手に8000万円あまりの損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。
訴状などによると、当時大阪府内にあった「ジョイフル」の店長だった男性(38)は2013年、急性の心疾患で倒れ、心臓に障害が残った。
元店長は、倒れる直前までの3か月間、1日も休みを取れなかったということで、労働基準監督署は去年、労災認定基準を上回る時間外労働があったと認定した。
元店長は、「会社の安全配慮義務違反は明白だ」としてジョイフルに対し、約8100万円の損害賠償を求めている。
ジョイフル元店長の男性「会社には労務管理を改めてほしい、そこが一番」
一方、ジョイフルは、「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。