旭化成建材の杭（くい）うち工事でデータの改ざんや流用が相次いで見つかっている問題で、東京・江東区の小学校でも新たに改ざんが見つかった。

　データの改ざんが見つかったのは、江東区豊洲にある区立豊洲北小学校の第２校舎。工事は６年前に行われたが、２１本の杭のうち、２本のセメント量のデータ記録に改ざんが確認された。

　江東区は調査の結果、校舎に傾きなどの不具合はなく、安全性に問題はないとしていて、１３日午後７時から同校で保護者らを対象に説明会を開く予定。

　江東区では、これまでに、区立第２亀戸中学校でもデータの流用が見つかっている。