江東区の中学校 別の杭でもデータ流用
データ流用があった東京・江東区の中学校で、4日夜、保護者を対象にした説明会が開かれ、新たに2本の杭(くい)でデータ流用が見つかったことが明らかになった。
東京・江東区の第二亀戸中学校では、旭化成建材が杭打ちを行った46本の杭のうち1本でデータの流用が明らかになった。これを受け4日夜、保護者を対象にした説明会が開かれ、江東区は新たに2本の杭でも部分的なデータの流用が見つかったことを明らかにした。
江東区は、設計書どおりの数の杭が打たれていることなどから、校舎の安全性には問題ないと説明したが、保護者からは不安の声が出ていた。
江東区は、旭化成建材に対しさらに詳しい調査を求めていて、今月10日に調査結果が報告されるという。