古い部品の置き忘れか 北陸新幹線部品落下
先月、北陸新幹線の線路脇にある通路に車輪の汚れを落とす部品が落ちていた問題で、JR東日本(東日本旅客鉄道)は16日、新品に取り換える際にはずした古い部品を車両に置いたまま走り、落下した可能性があると発表した。
落下していたのは新幹線の「車輪研摩子」という車輪についた汚れを落とす部品。先月11日の未明に長野市の北陸新幹線の上田-長野間で、線路脇の通路に落ちているのが見つかった。
JR東日本は原因について、新品に取り換える際にはずした古い部品を、車両の台車付近に置いたまま走り、落下した可能性があると発表した。
JRは再発防止策として、部品を車両に置かないよう指導を徹底するほか、部品の個数をチェックリストで確認するとしている。