今年クルーズ船で日本を訪れた外国人客が１００万人に達し、８日、福岡市の博多港で記念式典が開かれた。

　クルーズ船の外国人客１００万人目となったのは、８日朝、博多港に着岸した大型クルーズ船「コスタセレーナ」で訪れた中国人観光客の親子。記念に博多人形と魔法瓶が贈られた。

　国は２０２０年までに年間のクルーズ船客が１００万人を超えるよう取り組みを進めているが、円安や入国ビザの緩和などから目標より５年も早く達成した。そのうちの約半数が博多港から入国しているという。

　１００万人目になった親子は、「とても光栄です。買い物や観光を楽しみたい」と話していた。