ドローン規制…改正航空法きょう施行
利用が拡大する一方でトラブルも相次いだ小型無人航空機「ドローン」。ドローンの飛行を規制する改正航空法が10日から施行される。
ドローンをめぐっては様々な分野で利用が拡大する一方、今年4月には首相官邸の屋上に落下するなどトラブルも相次いだ。10日から施行される改正航空法では、重さ200g以上のドローンを対象に、東京23区など人口が集中している地区や空港の周辺、イベント会場などでの飛行を原則禁止としている。
こうしたエリアで飛行する場合、国土交通相の許可や承認が必要で、国交省にはすでに200件以上の申請があったという。
飛行させる場合、飛行目的やルートなどの詳細を届け出る必要があり、違反すると50万円以下の罰金の対象となる。