熊谷連続殺人事件受け“犯罪情報協定”締結
今年9月、埼玉県熊谷市で起きた連続殺人事件を受け、地元の警察署と市役所と住民が、犯罪情報を効果的に住民に提供する協定を結んだ。
熊谷市で今年9月、住民6人が相次いで殺害された事件をめぐっては、警察と市との連携不足で防災無線が使用されないなど地域住民への注意喚起が不十分だったとして、批判の声が上がっていた。
これを受けて話し合いを進めてきた熊谷警察署と熊谷市役所、地元住民の自治会は17日、犯罪情報を効果的に地域住民に提供する協定を締結した。
協定では、相互の連絡窓口を明確にすることや、殺人や強盗事件のうち連続発生のおそれがあるものは防災無線やメールサービスで積極的に注意喚起することなどが確認された。