転ばない…縁起物「合格ダルマ」作り最盛期
受験シーズンを前に、福井県小浜市では縁起物として人気の転ばない「合格ダルマ」作りがピークを迎えている。
合格ダルマは若狭塗箸(ぬりばし)の塗料を何層にも重ね四角錐(かくすい)などの形にして磨き上げたもので、転ばないことから合格祈願の縁起物として受験生に人気。
福井県小浜市のツカモト民芸センターでは、この「合格ダルマ」作りがピークを迎えていて、すべて手作業で一つ一つ受験生への思いを込めながら合格の文字や力強い表情を書き込んでいた。
今週末に大学入試センター試験があるなど、受験シーズンはこれからが本番。ダルマは完成までに2か月ほどかかるそうで、来月中旬までに約300個を作ることにしている。