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日比谷線脱線事故から24年 犠牲者に祈り捧げる 乗客5人死亡、64人重軽傷

2024年3月8日 10:45
日比谷線脱線事故から24年 犠牲者に祈り捧げる 乗客5人死亡、64人重軽傷

地下鉄日比谷線で乗客5人が亡くなった脱線事故から8日で24年です。東京メトロの社長らが犠牲者に祈りを捧げました。

2000年3月8日、当時の営団地下鉄・日比谷線で中目黒駅行きの電車の最後尾が脱線し対向する電車に衝突して乗客5人が死亡、64人が重軽傷を負いました。

事故が起きた午前9時1分、東京メトロの山村社長らが現場近くの慰霊に向かい献花と黙祷をし事故の再発防止を誓いました。

東京メトロ・山村明義社長「引き起こした事故の重大性を痛感している。安全意識とハード面の整備を両輪で進めていくことが当社の務めだと思う」

東京メトロは、事故後に入社した社員がおよそ7割になっています。全員が研修で事故の教訓を学ぶほか車両や施設の更新などハード面でも安全性向上につとめるとしています。