警視庁 民間を対象にしたテロ対策の講習会
伊勢志摩サミットの開催が5月に迫る中、警視庁は18日、東京・千代田区で、企業関係者ら民間を対象にしたテロ対策の講習会を開いた。
警視庁の講習会は、千代田区の霞が関ビルに入居する企業の関係者ら約50人が参加した。警視庁の担当者が、国際テロ情勢について講演し、過去に使用されたスニーカーや本に隠した爆発物のレプリカを見せながら構造などについて説明した。
フランスのテロ事件を受け、警備が手薄な民間施設「ソフトターゲット」のテロ対策が課題となる中、警視庁は今後も、講義や訓練を通じて、民間との連携を強化していきたいとしている。