１８日に大雪の影響で首都圏の鉄道が混乱したことを受け、国土交通省は２２日、鉄道事業者を一斉に集め、改善策の検討を行った。

　１８日に大雪の影響で首都圏の鉄道では運休が相次ぎ、入場できない利用者が駅の外に長い列を作るなど、朝の通勤時間帯に大きな混乱が生じた。このため国土交通省は２２日、ＪＲ東日本や大手民間鉄道会社８社などから当日の各社の対応についてヒアリングを行った。

　その結果、ホームページで入場規制などの情報を周知した鉄道会社は少なかったことが分かり、今後は混乱を減らすため鉄道各社がきめ細やかで分かりやすい運行情報を利用者に提供していくことで一致した。

　また、混乱が予想される前日の段階でできる限り運休の可能性を伝えるべきとの考えでも一致したという。