リニア工事「暴排」対策会合にJR東海など
東京-名古屋間を結ぶリニア中央新幹線の建設工事が都内で本格化するのを前に、工事事業から暴力団などを排除しようと、対策協議会が設置された。
この協議会は、リニア中央新幹線の品川駅の起工式を27日に控え、都内で今後本格化する建設工事事業から暴力団を排除しようと設置されたもの。
25日に開かれた会合には、警視庁やJR東海などの関係者らが参加し、官民一体となって取り組むことを改めて確認した。
リニア中央新幹線の建設をめぐっては、総工事費が約5.5兆円と巨額で、工事契約の際に暴力団などによる下請け事業への参入や、不当な物品購入の要求などが懸念されているという。
こうした協議会は、リニア中央新幹線の沿線の7都県にそれぞれ設置されるという。