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発射通告 日航と全日空“経路変更便”追加

2016年2月6日 0:15

 北朝鮮による、事実上のミサイル発射通告を受け、フィリピン当局が、航路の一部を飛行禁止とする航空情報を発出した。これに伴い日本航空と全日空は、経路を変更する可能性がある便を新たに追加し、1日あたり計8便になった。

 国土交通省によると、フィリピン当局は、ロケットが落下すると通告された区域を通る航路を、一時的に飛行禁止とする航空情報を発出した。

 これを受け、日本航空と全日空は、通告された今月8日から、飛行経路を変更する可能性がある便を計3便、新たに発表した。これで対象は1日あたり8便となり、日本航空は、ジャカルタ発成田行き、成田発マニラ行き、マニラ発成田行きの3便、全日空は、羽田発マニラ行き、マニラ発成田行き、ジャカルタ発成田行き、シンガポール発成田行き、クアラルンプール発成田行きの5便となる。

 いずれも経路の変更で5~10分程度の遅れが生じるという。