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桜島で爆発観測も…道の駅には多くの観光客

2016年2月8日 21:55
桜島で爆発観測も…道の駅には多くの観光客

 先週末、約5か月ぶりに爆発した鹿児島県の桜島では8日も爆発が観測された。気象台では「今のところ急激な活発化の兆候は認められない」としている。

 鹿児島地方気象台によると8日午前8時41分、桜島の昭和火口で今年2回目の爆発が観測された。そうした中、桜島のすぐ隣、垂水市の「道の駅たるみず」には多くの観光客が訪れていた。

 沖縄からの観光客「ニュースを見た時は『え?大丈夫だろうか』というのはありました。(Q:来てみてどう)意外と平然としているね」

 一方、道の駅には先週の噴火以降、問い合わせが相次ぎ、観光への影響が懸念されている。

 道の駅たるみず・榎園孝二館長「地元の人からすると普通の状態なんだとアナウンスしていきたい」

 5か月ぶりの爆発を受け行われた現地調査では、火山ガスの放出量も1日あたり100トンと少なく、火口に大きな変化も見られなかったという。

 気象台では「今後も同じ程度の噴火が起こる可能性はあるが、今のところ急激な活発化の兆候は認められない」としている。