東海道新幹線、客室内の常時録画を開始
新幹線のセキュリティー強化のため、JR東海は全国で初めて客室内を防犯カメラで常時録画する取り組みを東海道新幹線で始めた。
一部の東海道新幹線では、23日から客室内に防犯カメラを設置した列車の運行が始まった。これは去年、東海道新幹線で男が焼身自殺した事件を受けた安全対策のひとつで、全国で初めて映像が常時録画されている。
防犯カメラは、客室内の前後のドア付近に1台ずつ設置された。また、これまで見えにくかったトイレの出入りなども確認できるようデッキにも防犯カメラが増設された。
JR東海は、まずは1編成で運行を始め、2017年度末までには所有する車両の9割にあたる119編成で導入する方針。