22種類の動植物を特定外来生物に指定へ
環境省は15日、「ハナガメ」など22種類の動植物を、日本の生態系を壊す恐れがある「特定外来生物」に新たに指定する方針を決めた。
輸入や販売などが原則禁止となる「特定外来生物」に新たに指定されるのは、カメの一種である「ハナガメ」や、ワニに似た肉食魚の「アリゲーターガー」を含む「ガー科」など、22種類の動植物。中でも「ハナガメ」は、台湾や中国で養殖されたものが日本に輸入されて、比較的安い価格で取引されているため、ペットとして飼う人が増え、捨てられるケースも多いという。
環境省は今年9月頃から規制を始めたい考え。既に飼っている場合は、規制開始から6か月以内に許可を受ければ飼い続けられるため、環境省はむやみに捨てたりしないよう呼びかけている。