日本一ワイン産地・山梨でコルク供養の神事
日本一のワインの産地・山梨県の神社で、ワインのコルクを供養する神事が行われた。
神事は山梨県笛吹市のワイナリー関係者がワインの品質を保ってくれるコルクに日ごろの感謝の気持ちを表そうと、酒造の神がまつられる地元の一宮浅間神社で毎年開いている。
21日は、神職が祝詞を読み上げた後、各ワイナリーが1年間かけて回収した使用済みのコルク約5000個をたき上げた。参列した関係者は、コルクの灰を持ち帰り、ブドウ畑にまいて来シーズンの豊作とワイン造りの成功を祈る。
ワイナリーによると、去年は天候不順が続き、ブドウの品質への影響が心配されたが、例年通り、フルーティーな新酒に仕上がったということで、参列者は感謝の気持ちを新たにしていた。