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熊本地震 家屋倒壊や火災、1万6千戸停電

2016年4月14日 23:51
熊本地震 家屋倒壊や火災、1万6千戸停電

【熊本で震度7】今回の地震の被害まとめ。

 警察庁によると14日午後10時20分現在、熊本県益城町で家屋が倒壊したとの110番通報があり、高齢者2人が下敷きになっているとみられるという。建物の倒壊が19件確認されていて、下敷きが9件あるとの情報もある。益城町でのケガ人は12人確認されているという。

 地元警察などによると、益城町馬水で家屋の下敷きになり、1人が意識不明の重体になっているという。また、益城町宮園では、80歳の女性が倒壊した建物の下敷きになっているという。

 益城町では民家や居酒屋など10軒以上の家屋が倒壊し、10人以上が下敷きになるなどの被害が出ているということで、ケガ人が少なくとも10名程度が確認されているという。

 地元消防によると上益城郡御船町・上野と上益城郡御船町・田代で建物火災が発生しているという。八代市では、40歳の男性が、自宅の階段から転倒し左足を骨折する重傷だという。

 経済産業省によると、14日午後10時20分現在、九州電力管内では現在約1万6000戸が停電しているという。

 鹿児島、宮崎、大分の各県では今のところ被害の報告はないという。

 一方、九州電力によると、鹿児島県にある現在稼働中の川内原発について、原子炉が緊急停止するなどの異常は確認されていないということだが、他になにか影響がないか、現在詳細を確認しているという。また、現在停止している佐賀県の玄海原発についても、今のところ異常は確認されていないという。

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