熊本震度7 5人心肺停止 約700人ケガ
14日夜、熊本県で最大震度7の地震があった。これまでに4人の死亡が確認され、新たに5人が心肺停止の状態で発見された。このほか、約700人がケガをしている。
熊本県などのまとめによると、今回の地震で、最大震度7を観測した益城町で20代から60代までの男女3人と、熊本市で60代の女性1人のあわせて4人が死亡した。また、益城町で心肺停止状態で5人が発見された。このほか、熊本市で8人が行方不明になっているという。
また、八代市では40歳の男性が自宅の階段から転倒し左足を骨折するなど、ケガ人は県内各地であわせておよそ700人にのぼっている。
このほか、NNNが各自治体に取材したところ、15日午前3時までに熊本市でおよそ6500人、宇城市で2200人余り、益城町でおよそ1900人、御船町で1500人余りなど県内各地であわせて2万3000人あまりが避難している。
■停電
九州電力によると、15日午前4時の時点で県内の1万5800世帯が停電している。
■断水
また、熊本市内で、15日午前2時半の時点で1908戸が断水している。
■ガス
15日午前3時半の時点で、県内の4600戸でガスの供給が止まっている。