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熊本地震 航空各社、臨時便運航などの対応

2016年4月15日 14:14

 14日夜に熊本県で発生した最大震度7の地震で、空の便では、欠航などの影響が出ている一方、新幹線の不通などを受けて各航空会社は臨時便を運航させるなどの対応をとっている。

 空の便については、乗務員の手配の問題などで、全日空とソラシドエアが15日午前中に熊本を発着する計4便を欠航した。また、全日空と日本航空で、熊本空港発、羽田や伊丹空港行きなどに遅れが出ている。

 一方、九州新幹線の運休や、九州自動車道の通行止めなどで、陸路による移動に大きな影響が出ていることから、日本エアコミューターが福岡-鹿児島間で、2往復4便の臨時便を運航する予定。また、全日空でも15日午後、伊丹-熊本間や伊丹-鹿児島間などで臨時便を運航するほか、航空利用者の急増を踏まえて羽田-熊本間と福岡-宮崎間の便を、予定していた機材より大型の機材に変更して運航する予定。