LCCパイロットが目薬使用を無申告で乗務
格安航空会社(=LCC)ピーチ・アビエーションの男性パイロットが、申告が必要な目薬を申告せずに乗務していたことが分かった。
ピーチ・アビエーションなどによると、問題の男性パイロットは、使用して乗務する場合は国に申告が必要と定められている『眼圧を下げる目薬』を使用していたにもかかわらず、申告していなかったという。少なくとも2013年から2015年の間に行われた3回の身体検査で申告を怠っていたという。
先月、情報提供があり男性パイロット本人に確認したところ事実を認めたという。会社側の聞き取りに対し、男性パイロットは「予防的に使っていた目薬で、申告が必要な薬だと知らなかった」と話しているということで、国土交通省は会社側に対し、再発防止策を講じるよう指導した。