２０２０年東京オリンピック・パラリンピックの聖火台について、政府の検討チームは、新国立競技場の「フィールド」か「外」への設置を事実上、薦める内容の報告書をまとめた。

　２８日午後に正式決定される予定の報告書では、聖火台の場所について「屋根」は構造上・工程上問題があり「最も課題が多い」、「スタンド」は座席数を減らす必要が生じ「慎重な検討を要する」とした。一方、「フィールド」や「競技場外」については多くの人が見ることができる上、「技術的制約要因が少ないと考えられる」として、事実上、推奨した形。

　今後、大会の１年半前までにＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）の承認を得るとしている。