舛添氏 湯河原の別荘通い「問題ない」強調
東京都の舛添知事が、頻繁に公用車で神奈川県湯河原町にある事務所兼別荘に通っていたことが発覚した問題で、舛添知事は28日、改めて「問題はない」と強調した。
舛添都知事をめぐっては都庁から約100キロ離れた湯河原町の事務所兼別荘に1年間で48回、都の公用車で通っていたことが発覚している。舛添知事は、27日に続き、28日の会見でも、改めて「問題はない」と強調した。
舛添知事「(公用車は)知事室なんです。動く。しょっちゅう電話のやりとり、そういうことをやっています。公務が終わってもその中で仕事がちゃんとできていると、(公用車の)知事室は動く執務室であるという面もあることをご理解いただければと思います」
また、湯河原に行くのは去年4月に受けた股関節手術からの回復のためでもあると説明した。
舛添知事「昨年の4月に大きな手術をしたので、体調を早く整えなければいけない。これ人工関節ですから。人工関節入れていること分かりますけど、東京の湯船はだいたいユニットバスなんです。膝から下しか(湯船に)入れないんです。ということはですね、週に1回くらいは足を伸ばすことを、やはりそういうことが回復を早くするということなので、湯河原のお風呂は足を伸ばせる。広いですから」
そして舛添知事は「再手術になると都民に迷惑がかかる。体調を万全にしたい」と話したが、今週末は湯河原に行かないという。