最悪死亡も…有毒イヌサフラン販売か 岐阜
岐阜県飛騨市の商店でギョウジャニンニクとして販売された山菜が、有毒のイヌサフランである可能性が高いことがわかった。この店での購入者は全て判明した。
岐阜県などによると、2日午後0時半頃、飛騨市古川町の地場産市場「榧の里」に、この店で山菜を購入した男性から、「ギョウジャニンニクとして買ったが味が苦い。違うものではないか」などと連絡があった。
岐阜県が岐阜薬科大学に画像による鑑定を依頼したところ、ギョウジャニンニクではなく、有毒のイヌサフランの可能性が高いことがわかった。イヌサフランにはコルヒチンという毒性物質が含まれていて、重症の場合には死亡することもあるという。
店は飛騨市の農家から仕入れ、1日と2日で計5束が販売されたが全ての購入者が判明している。