拉致被害者家族“解決しないのは異常事態”
拉致被害者の家族が、訪問先のアメリカで会見を行い、「長年解決しないことは異常事態だ」などと、一刻も早い解決を訴えた。
会見で、田口八重子さんの長男、飯塚耕一郎さん(39)と横田めぐみさんの弟・拓也さん(47)は、家族が高齢になっているとして一刻も早い解決を訴えた。
飯塚耕一郎さん「私の母のケースで(拉致から)38年という年月がたっていますので、本当に一刻も早く、一日も早くという気持ちでおります」
横田拓也さん「80歳を超えている家族がたくさんいます。40年も解決していないことはとても異常事態だと思っているので、この問題の解決が早く進むことを期待したいと思います」
飯塚さんと横田さんは、日本時間の4日夜、国連本部で行われる日本政府主催のシンポジウムに出席し、解決への協力を訴える予定。