人馬一体で壁越え「上げ馬神事」 馬暴走も
馬が壁をのぼりその年の豊作を占う伝統行事「上げ馬神事」が4日、三重県桑名市で行われた。
三重県桑名市の多度大社で行われたのは「上げ馬神事」で、馬に乗った14歳から18歳の若者6人が、急な坂の上にある約2メートルの壁を越えることができるかによって、今年の豊作を占うというもの。
700年もの歴史を持つ伝統行事で、人馬一体となって壁越えを目指す。4日は、勢いよく駆ける馬が見事、乗り越えるシーンも見られた。壁を越えるのに成功したのは、地元の専門学校1年生ら2人。
ところが、壁をあがった馬が暴れだす一幕も。馬は、すぐに取り押さえられ、けが人などはいなかった。