熊本 被災者に市営住宅のカギ受け渡し開始
熊本地震の被災者のために、熊本市が準備した市営住宅のカギの受け渡しが6日、始まった。
住宅が被災し住めなくなった人を対象にした市営住宅の申し込みには、250戸に対し3949世帯が応募した。6日午前9時から熊本市役所では、抽選で選ばれた世帯への入居説明が行われ各世帯にカギが手渡された。
入居する人「私はペースメーカーを入れているので、また地震がきたらどうしようと思いドキドキする。車の中で寝ている。怖くて、少しは落ち着くのではないかと思う」
入居期間は半年で、最大1年まで延長できる。
また、熊本市では介護が必要な人や障害者などについては、市営住宅など200戸を優先的に提供するため準備を進めている。