熊本地震発生後 震度1以上1500回に
先月14日の熊本地震の発生以降、震度1以上の地震が1500回に達した。気象庁は、引き続き激しい揺れを伴う余震に十分注意するよう呼びかけている。
気象庁の観測によると、19日午前11時までの速報値で、震度1以上を観測した地震は1500回に達した。2004年の新潟県中越地震は、発生から1か月で809回を観測していて、過去の地震を大幅に上回る余震の回数となっている。発生直後は、1日あたり200回を超える余震が観測されていたが、18日は13回に減少している。
気象庁は、地震の回数は減っているものの、活発な状態が続いていて、今後、少なくとも1か月程度は、最大で震度6弱程度の揺れを伴う余震に十分注意するよう呼びかけている。