ソフトターゲット対策 全国で7万人動員へ
伊勢志摩サミットの開催を3日後に控え、警察庁の金高雅仁長官は、23日、JR東京駅などの警備状況を視察した後、主要な駅などのソフトターゲット対策として、最大時に全国で約7万人の警察官を投入し警備にあたる方針を明らかにした。
金高長官は23日午後、サミット期間中のテロを警戒するために今月16日からJR東京駅の丸の内中央改札近くに設置された「警戒台」を視察した他、東京国際フォーラム周辺を見て回った。
金高長官「ソフトターゲットは非常に膨大な数に及びます。東京駅もそうですが事業者との協力・連携が極めて重要。市民の安全を守ることに全力を尽くしたい」
金高長官はサミット期間中、主要な駅や大規模集客施設など全国で約3500カ所のソフトターゲット対策として最大時に全国で約7万人の警察官を投入し警備にあたる方針を明らかにした。