オバマ大統領“黒こげの弁当箱”を視察
先月27日に広島を訪問したオバマ大統領が原爆資料館で視察したのは、被爆して黒こげになった弁当箱などだったことがわかった。
オバマ大統領の原爆資料館滞在は約10分間だった。関係者によると、オバマ大統領の滞在は短時間と聞かされていたため、通常は収蔵庫に保管されていて常設展示していない品を数点準備した。その中には、黒こげになった弁当箱や写真パネルなどが含まれていたという。また、大統領は被爆の10年後に白血病を発症して亡くなった佐々木禎子さんの折り鶴も見学したという。
現在、資料館にはオバマ大統領から原爆資料館に寄贈された「折り鶴」が展示されており、去年の同じ時期に比べ入場者が増えているという。