徳島県庁で消費者庁“試験移転”課題検証へ
徳島県が誘致を進めている消費者庁の試験移転が徳島県庁で始まった。4日から26日間かけて課題を検証する。
4日から始まった試験移転は、消費者庁が徳島県に移転した場合の課題を検証するために行うもの。消費者庁の職員ら約40人は県庁10階に設けられた執務室で業務にあたる。東京都千代田区にある霞が関の庁舎とは、テレワークが可能なウェブ会議システムで結ばれていて、職員がさっそく回線チェックを行った。
試験業務は今月29日まで26日間行われ、各省庁とのやり取りの他、板東長官が毎週開いている定例会見も徳島県庁から行うなど、普段の業務に支障がないか課題を洗い出す。
政府は、来月中をメドに移転するかどうかの結論を出したいとしている。