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コロンビア政府とゲリラ組織が“停戦合意”

2016年6月24日 15:27

 半世紀以上にわたって内戦状態が続いてきた南米のコロンビア政府と反政府ゲリラ組織は23日、内戦の終結に向けた停戦合意書に署名した。

 コロンビアのサントス大統領と反政府ゲリラ組織の「FARC(=コロンビア革命軍)」の代表は23日、キューバの首都ハバナで国連の潘基文事務総長らの立ち会いのもと停戦合意書に署名した。

 FARCは中南米最大の左翼ゲリラ組織で、1960年代から半世紀以上にわたってコロンビア政府と武力紛争を繰り返し、ロイター通信によると、内戦による死者は少なくとも22万人に上るとみられている。

 合意では最終的な和平合意が成立した後、FARCが180日以内に武装解除することや組織の元構成員が居住する地域を設け、安全を確保することなどが盛り込まれた。

 サントス大統領は来月20日までに最終的な和平合意を目指すとしている。