“特殊詐欺”被害を未然に防いだ男子高校生に表彰状 「勇気を出して声をかけることができてよかった」
東京・青梅市の高校で1日、始業式が行われ、男子高校生が夏休み期間中に特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、警視庁から表彰されました。
特殊詐欺の被害を未然に防いだとして表彰されたのは、青梅総合高校の3年生・畠山丈翔さんです。
警視庁・福生警察署によりますと、畠山さんは今年8月、あきる野市内の信用金庫で80代の女性が男と電話で話しながらATMを操作する様子を見て不審に思い、通報したということです。
畠山丈翔さん「本当は声をかけるのがとても恥ずかしくて緊張したけど、勇気を出して声をかけることができてよかった。自ら進んで行動していけるような人になれたら良いなと思います」
警視庁は、「ちょっとの勇気と行動で防げるものがたくさんある。少しでも不審だと思ったら、勇気を出して相談や通報をしてほしい」と呼びかけています。