鉄道利用の宅配便配送実験 トラックと比較
宅配便の配達に都心を通る鉄道の利用を拡大しようと宅配会社と鉄道会社による配送実験が始まった。
実験は、東京メトロや東武鉄道、ヤマト運輸などの5社が参加し鉄道を利用した宅配便の荷物配送について検証し、トラックでの配送と比較するために行われる。
実験初日の9日は、東京メトロ・有楽町線の車両に、実験用の荷物が積み込まれ埼玉県和光市の車両基地へ配送された。
東京メトロ・新規事業担当、小泉博課長「交通渋滞の緩和であったりCO2削減、トラックドライバー不足と聞いているので、そういった課題に解決策を提供できれば」
実験は、乗客のいない電車を使って10回行われ、配送に掛かる所要時間や必要な設備などについて検証が行われる。