御嶽山 8合目まで入山規制緩和
今月27日で噴火から2年を迎える御嶽山で、長野県王滝村は17日、入山規制をこれまでの7合目から8合目までに緩和した。
御嶽山王滝村側の登山道では、7合目の登山口から約600メートル先の場所で入山が規制されていた。村は8合目から9合目に設置している避難小屋の補強工事を行い、噴石の衝撃に耐えられる構造にしたほか、防災無線の設置や登山道の整備が終わったため規制の緩和を決めた。
24日には登山できる範囲を9合目までに広げる。安全のため午後4時から翌朝7時まではゲートを封鎖し、視界不良の場合は入山禁止とする。