貨物列車が脱線 枕木にえぐれたような傷
6日朝、岐阜県大垣市で貨物列車が脱線し、国の運輸安全委員会が原因を調べている。
警察によると6日午前8時40分ごろ、岐阜県大垣市の西濃鉄道市橋線の踏切付近で貨物列車が脱線したと通報があった。脱線したのは25両編成の貨物列車のうち中央付近の3両で、乗っていた運転士ら3人にけがはなかった。
西濃鉄道によると脱線した貨物列車は、愛知県東海市の製鉄所まで約800トンの石灰石を運ぶ途中だったということで、運転士は事故後、「ちょっと重たいなと感じたが、障害物などは見ていない」と話しているという。
この事故を受け、国の運輸安全委員会は調査官を派遣し原因を調べている。脱線した現場の約300メートル手前で枕木にえぐれたような傷がついているのが見つかったということで、脱線との関連も含めて調べている。