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がん患者がくつろげる施設が都内にオープン

2016年10月10日 14:31
がん患者がくつろげる施設が都内にオープン

 闘病のつらさを癒やすため、がん患者や家族らがいつでも気軽に相談したりできる、「マギーズ東京」という施設が10日、東京都内にオープンした。

 この施設は、乳がんで亡くなったマギー・ジェンクスさんの意志を継いで、イギリスなど約20か所でつくられている「マギーズセンター」の日本版の第一号。看護師とがん経験者が呼びかけ、個人や企業などの寄付で建てられた。

 闘病のつらさを癒やすため、がん患者や家族が予約なしで訪れ、無料で医療の専門家に相談したり、お茶を飲んだりしてくつろぐことができる。

 マギーズ東京・秋山正子センター長「今から診断をうける方から ご遺族まで、幅広く。よく話を聞いてもらいながら整理がついて次に進む。第二の我が家のような仕様になっています」

 「マギーズ東京」の開所時間は、平日の午前10時から午後4時まで。