鳥取地震で落ちたナシ 子供たちの給食に
先月の鳥取地震で収穫直前に落ちてしまったナシを岡山県の真庭市が復興支援として購入し、小学校の給食で子どもたちに提供した。
真庭市の木山小学校では、鳥取県倉吉市産のナシ「王秋」が給食に出された。先月、鳥取県で発生した地震の揺れで落下した収穫直前のものだ。
岡山県で最も北にある真庭市は、隣接する倉吉市を支援しようと、落下したナシを学校給食に活用するため、2000個を購入した。
木山小学校では、デザートとしてカットされたものが出された。
子どもたちは、地震の被害を受けたナシ農家の人たちの苦労を思いながら味わっていた。
児童「みずみずしくて、おいしい」「鳥取のナシを食べることで、早く復興してほしいなと思いながら食べた」
真庭市では、地震で落下した鳥取のナシを市内の小中学校や保育園など合わせて56施設で給食として提供する。