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「世界津波の日」3千人参加の津波防災訓練

2016年11月5日 15:36
「世界津波の日」3千人参加の津波防災訓練

 11月5日の「世界津波の日」に合わせ、高知県では大規模な津波防災訓練が開かれた。

 この津波防災訓練は、去年、国連で制定された11月5日の「世界津波の日」に合わせて行われた、南海トラフ地震に備える大規模な訓練で、国や警察、消防など94の関係機関から約3000人が参加。会場の高知新港ではヘリコプターや船からの救助訓練やバイク部隊による情報収集、医療機関によるトリアージの訓練などが行われ石井啓一国土交通相も現場を視察した。

 また開会式では今月25、26日に黒潮町で行われる「世界津波の日」高校生サミットについて、大方高校の高校生2人が「この高校生サミットから、各国の仲間とともに自然災害に備える重要性を世界に発信します」と意気込みを宣言した。

 訓練に参加した人たちは1つ1つ手順を確認しながら防災への心構えを新たにしていた。