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路上に劇物入りソーセージ 犬が食べ、死ぬ

2016年11月18日 19:55
路上に劇物入りソーセージ 犬が食べ、死ぬ

 和歌山市で散歩中の犬が路上に落ちていたソーセージを食べ、その後、死んでいたことが分かった。ソーセージからは、劇物が検出されていて、警察が捜査に乗り出した。

 和歌山市生活保健課によると、今月11日、市内の動物病院の獣医師から、「路上に落ちていたウインナーソーセージを食べた犬が運ばれてきた。すでに死んでいた」と連絡があった。

 食べ残しを検査したところ、農業用の殺虫剤として使われ、劇物に指定されている『メソミル』が検出されたという。ソーセージは中身がくり抜かれ、粉末状の『メソミル』が詰め込まれていた。

 警察は、何者かが『メソミル』を混入させたソーセージを故意に路上に置いた可能性があるとみて、捜査している。また、和歌山市も犬の飼い主へ注意を呼びかけている。