ハクチョウから鳥インフル陽性反応 盛岡市
23日、岩手県盛岡市の池で発見されたハクチョウの死がいについて、簡易検査の結果、「鳥インフルエンザ」の陽性反応が出たことが分かった。
ハクチョウの死がいが見つかったのは、盛岡市の高松の池の遊歩道の淵で、23日午後1時頃、県と盛岡市の職員が1羽の死がいを回収した。
死んでいたのはオオハクチョウで、岩手県中央家畜保健衛生所で行った簡易検査の結果、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た。このため環境省では回収地点の周辺10キロ圏内を野鳥監視重点地区に指定し、監視を強化している。また、確定検査は北海道大学で行い、結果判明には1週間程度かかるという。
岩手県内で野鳥から鳥インフルエンザの陽性反応が出たのは2012年3月以来。