“原発いじめ”横浜市教委が両親に謝罪
原発事故で横浜市に避難してきた生徒がいじめを受けた問題で、横浜市教育委員会は両親と初めて面会し、謝罪した。
横浜市教育委員会「学校が寄り添う対応ができてなかった部分もありますので、そこについては謝罪の言葉を申し上げました」
横浜市教育委員会は1日、問題が発覚してから初めて両親と面会し謝罪した。謝罪が本来の目的ではなく、報告書の内容を説明する過程で謝罪したという。
この問題は、原発事故の後、福島県から横浜市に避難している少年が小学生だった当時、同級生からいじめを受けたもので、学校や教育委員会は何度も訴えたのにいじめと認めていなかった。
教育委員会の謝罪に対し少年の両親は、「不明瞭な点が多く徹底的な検証を強く求める」などとコメントしている。