小池vs都議会「政党復活予算」で激突
東京都議会で7日、代表質問が行われ、小池知事が廃止を発表した「政党復活予算」について、都議会自民党が、廃止の理由などを追及した。
都議会自民党・崎山知尚議員「議会側に何の連絡も相談もなく、唐突に(復活予算を)廃止することは、議会軽視と言わざるを得ない。復活予算を廃止する理由をお答え下さい」
小池知事「47都道府県をそれぞれ調べてみたが、東京都のみこの方式をずっと守ってきた。情報公開という観点からも廃止するという判断をしたということなので議会軽視にはあたらない」
こうした中、小池知事への都議会自民党の多くの質問は、事前に質問内容の通告がない異例な形で行われた。このため小池知事が、「事前に質問内容の通告がなかったため、全部書き取れなかったが、その点はご容赦いただきたい」と述べるなど、議論がかみ合わない場面がみられた。
小池知事「それから…ちょっとお待ち下さい。もう少し整理をさせていただいた方が結果としてこの審議がより深いものに、そして意味のあるものになろうかと考えています」
これに対し都議会自民党は、28の質問のうち19問に答えていないなどとし、再質問を行うなど、議会は対決モードとなった。